世界では5人に1人の子どもが慢性的栄養不足に陥っています。
十分に食べ物と栄養を摂っていない子どもたちは、勉強に集中することができません。
また多くの子どもたちが、家庭の労働の担い手になるなどして、小学校に通うことすらできていません。
そこで国連WFPは子どもたちが健全に成長し、学び、貧困を克服できるよう、学校給食支援を行っています。
十分に食べ物と栄養を摂っていない子どもたちは、勉強に集中することができません。
また多くの子どもたちが、家庭の労働の担い手になるなどして、小学校に通うことすらできていません。
そこで国連WFPは子どもたちが健全に成長し、学び、貧困を克服できるよう、学校給食支援を行っています。
給食ではビタミン、ミネラルなどの栄養たっぷりの食事が提供され、子どもたちの栄養状態が改善します。
給食は学校へ通う呼び水となり、就学率、出席率が上がります。また、空腹が満たされることで、学習能力も向上します。
世界には、男の子に比べて女の子の教育の機会が少ない国があります。しかし、学校給食があることで女の子の就学率が12%以上増加したという例もあり、女の子が教育を受けられる機会が増えます。
教育の普及は未来を担う人材の育成に繋がり、社会や国の発展に寄与します。
2009年に制作された、国連WFPの学校給食支援の広告画像「hopeを消さないで」。中央左がクラリスちゃん(8歳)、中央右がジャン・クラウドくん(10歳)。
10年後の2019年、クラリスちゃん(中央右・18歳)とジャン・クラウドくん(中央左・20歳)に会うことができました。
成長した2人に将来の夢を聞いたところ、クラリスちゃんは「音楽が好きなので、将来はミュージシャンになりたい」、ジャン・クラウドくんは「今はマカダミアナッツを作る会社で苗木を植える仕事をしていますが、将来は自分のお店を持ちたいです」とのこと。
国連WFPの給食は、子どもたちに「hope=希望」を届けています。